くっついた【19位】

三浦太郎(作) こぐま社

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

娘が大好きな本です。
「おかあさんとわたしが」「くっついた」のページの時に娘のほっぺと私のほっぺをくっつけて、絵と同じようにすると娘が喜んでくれますし、温かい気持ちになれます。
主人がいるときは、「おとうさんも」「くっついた」と3人で笑顔になれる素敵な本です。
(千葉県在住、3歳女の子、日本語80冊)
保育園に1歳半ころから預けていますが人見知りのため最初は表情も固く、全く声を出さなかったそうですが、園にあったこの本を気に入り、先生のところに持っていっては、読んで、と態度で催促するようになったそうです。
そして読んであげると声を出して笑ったとか。
そのころから徐々に園に慣れ始め今では笑顔いっぱいです。
園の先生に勧められ家でも購入しました。
今でも「くっついた」のところでは毎回にこにこ嬉しそう。
一緒に「くっついた!」と言うようになりました。
非常にシンプルな内容と絵ですが、子どもには楽しいようです。
私にも思い出の1冊になりました。
(東京都在住、2歳6ヶ月男の子、日本語70冊)
最後に、お母さんとわたしがくっついたというところで、スキンシップがしやすくていいと思います。
子どももそのページ以外でも、「くっついた」という言葉のところでは、必ず私に顔をくっつけてくるので、読んでいて楽しいです。
そしてやっぱり、スキンシップは子どももうれしいようです。
(愛知県在住、4歳10ヶ月女の子、2歳5ヶ月女の子、日本語100冊)
一行で数文字の絵本です。
最初に二匹動物が出てきて「きんぎょさんと、きんぎょさんが…」で次のページは「くっついた」できんぎょさんがキスをした絵になります。
動物など4種類終わった後に、おかあさんと赤ちゃんの絵が出てきて「おかあさんとわたしが…」で、次のページで「くっついた」頬と頬がくっついた絵になり、最後に「おとうさんもくっついた」で終わる簡単な絵本ですが、とてもうちの子は気に入っています。
あかちゃんの絵を指差ししたので、「これは明日香ちゃん」と言うと、とても楽しそうにしたのでお母さんの絵は「ママ」お父さんの絵は「パパ」に変えて言うと、ものすごく喜びました。
絵本と現実の世界がつながったのが、良かったのではないかと思います。
カエルが出てくる絵本ではカエルの出てくる他の絵本を出して指差ししたり、果物のキューイを食べさせている時に絵本ではない本を取ってきてキューイを指差しした時がありました。絵本は子どもにやさしく色々な事を教えてくれていると感じました。
この本を読んだ後は、なんだか子どもとくっつきたくなり、心が温かくなりました
まだ生まれて3ヶ月ですので、楽しく遊びながら読める本を、と思って選びました。
絵もわかりやすく言葉も繰り返しが多いので、『いない いない ばあ』のように読めると思います。
絵がシンプルで色が鮮やかなので 4ヶ月の時からのお気に入りの絵本です。
くっついたと言うと、とてもはしゃぎます。