きんぎょがにげた【15位】

五味太郎(作) 福音館書店

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

カラフルな色遣いが楽しいようです。
また、いろんな場所へ逃げていく金魚を指差し、「ぎょ!」といっています。絵本を何冊もならべても、必ずこの絵本を選んで、あきるまで、みたり、めくったりしています。
(愛知県在住、1歳3ケ月の女の子、日本語60冊)
長い間にわたって子どもから人気を得ていて、絵本が始まると兄弟競って指差しごっこで遊びながら楽しめる本だからです。
(韓国在住、3歳8ヶ月・1歳10ヶ月、日本語100冊・英語40冊)
おなかの中にいるときから読み聞かせている絵本の1つでしたが、1歳2~3ヶ月頃からしっかりとした反応を見せるようになり、きんぎょを探して指をさし、私に見せるようになりました。
一緒に絵本を見ながら会話がはずみますし、読み聞かせるだけではなく絵本を通して双方向からのやり取りが出来るようになってきたのはこの本がきっかけだったように思います。
「すごいね~!よく見つけたね~!」と褒めると更に絵本やそのほかのことにも興味を示し何かを頑張ってやろうとします。
そのときの月齢によって良いと感じる絵本は様々なので選ぶのが難しいのですが、絵もカラフルで金魚以外の絵の部分も見ながら楽しんでいるのでお勧めの1
冊に選びました。
(富山県在住、1歳8ヶ月男の子、日本語59冊・英語4冊)
えほんは絵を楽しむという意味でもこの絵本はアートな感覚がおもしろいです。
きんぎょを探しながらいつの間にか絵本の世界へ引き込まれてしまいます。おもしろいのは鏡の中の本
物のきんぎょを大人でもさがすのに戸惑ったことです。
四ヶ月の娘はこの本を生まれたときからみています。
たいへんお気に入りで手をのばして触ろうとするくらいです。
息子が産まれて初めて読んであげた絵本です。
配色の美しさが私は気に入っていましたが、息子は唯一飽きずに、今でも「読んで」と、持ってくる本です。
それだけ惹きつける何かがあるのかなぁ…と思っています。
金魚を指差しするのも楽しいようです。
現在まだ9ヶ月の双子(女の子と男の子)ですが、3ヶ月頃から読んでおります。
勿論今現在もお気に入りの様子で表紙を見せただけで笑顔になります。
読み始めの頃は、じ~っと絵を見つめるだけでしたけれど、数回読むと、最後のもうにげないよ・・というフレーズのところでにっこりと微笑むようになりました。
それからは毎回です。5・6ヶ月を過ぎると、声を上げて笑ったり致します。
あと、実験的に、絵本を持ちながらその最後のページをゆっくりと左右上下に動かすと、双子の顔(視線)が絵本の動作と同じ方向に向けられるのです。
双子の全く同じ動作に笑ってしまいました。
現在は、その最後のページを見せながら、きんぎょが泳いでるよ~と笑いかけながら、金魚が泳いでるように私自身の手を動かしながら双子に絵本を近づけたり遠ざけたりして遊んでいます。
月齢が大きくなって金魚を指さし出来るようになる日を楽しみにしながら毎日の読み聞かせを親子で楽しんでいます。
ユーモアある絵と少なく繰り返しのある語彙が、月齢の低いお子様にも絶対お勧めだと思い、私はこの1冊をお勧め致します。
毎日、何度も私の所に読んで欲しいと持ってきます。
住まいが海外ですので、なかなか思うように絵本を与えてあげる事が出来ませんでしたが、最近日本に里帰りした際に30冊位購入いたしました。
その中でも『きんぎょが にげた』は、大のお気に入りのようです。
そして最近の口癖は「きんぎょ・・・」になっています。きんぎょを探して指差し出来ているので安心しました。
他にも何冊もあるのですが1冊という事なのでこの本を選びました。
息子と一緒に「どこかな?」ときんぎょを探すのが楽しいです。
絵もシンプルなので見やすいし、何回見ても飽きません。
絵を指差しながら、「これは何?」と聞くので、お陰で色んなモノの名前を自然に覚えることができました。