ちびゴリラのちびちび【19位】

ルース・ボーンスタイン(作) ほるぷ出版

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

彼女の絵のタッチがとても好きです。
ページごとに見せる動物たちの表情が癒されます。
子どもたちはどのページも好きなようですが、反応が一番いいのはちびちびが成長し、「こんなにおおきくなりました!」というところ。
私が一番大げさに読むからでしょうか?(笑)
家族に、森のみんなに愛されるちびちびを見ていると、安心して寝れそうです。
(兵庫県在住、4歳2ヶ月女の子、2歳3ヶ月男の子、日本語350冊・英語30冊)
子どもたちは「こんなにおおきくなりました!」のところが大好きで、「とうとう…」のところから何度もページをめくっては笑っていました。
親である私自身、長女の時には何気なく読んでいましたが、長男の時に何度も読むうちにちびちびの周りの大人の動物たちの寛容さ、優しさに気がつき、絵本の奥深さをはじめて実感した本です。
特に、ライオンがわざとおおきなひめいをあげてやるシーン。
強く、権威あるイメージのライオンでさえ、ちびちびのいたずらを叱るのではなく、逆に喜ばせてあげようとしている。
幼な子の周りの大人の態度はこれでいいのかもしれない、と考えさせられました。
(東京都在住、6歳4ヶ月女の子、4歳9ヶ月男の子、2歳11ヶ月男の子、日本語210冊・英語50冊)
下の子のお気に入りの一冊です。
特に下の子の1歳の誕生日前後1ヶ月くらいに絵本がぼろぼろになるくらい一日何度も何度も読みました。
最後の“「おたんじょうびおめでとう ちびちびくん!」 みんなはいまでもちびちびがだいすきです。
”と読んだ後誕生日が近いこともあって「おたんじょうびおめでとう ○○くん(息子の名前) みんなはいまでも○○ちゃんがだいすきです。」と付け加えるとうれしそうに笑っていました。
この本は童話館から上の子が2歳くらいの時に送られてきた本だったと思うので、それなりに文字数も多いのですが集中して最後までよく見て聞いています。まだ小さいので絵本を読んでも先に次々ページをめくられてしまうことも多いのです・・・でもこの本は読み終わったらまた読んでと言わんばかりにすぐ表紙を向けられます。
下の子がこんなに一冊の本に執着を示したのは初めてなのでずっと思い出に残る一冊になりそうです。
なんとも言えず読後感がよく私も大好きな一冊です。
(岡山県在住、3歳6ヶ月男の子、1歳4ヶ月男の子、日本語115冊)
子どもが幾晩も続けて持ってきていました。
プレゼントで頂いた絵本なのですが、絵も温かみがあって、文章も多すぎず少なすぎず、とても集中して見て・聞いていました。
「あのでっかいへびだって・・・・」というフレーズがあるのですが、そこが大好きなようで、私が大げさに読んでいると子どもも表情豊かに目をまん丸にして言葉に出すようになりました。
みんなに祝福されて温かい感覚が広がる一冊ではないかと思います。
1歳7ヶ月の子どもが動物を指差しては、ニコニコ笑っています。
この本はかかりつけの小児科の待合室に置いてあった本でした。
行くたびに読んでいて、とても心が暖かくなる作品だなと思い購入。
先週五歳になった息子は最後のページでちびゴリラも五歳になるシーンと自分のことが重なるのか五歳になった今でも読んでとよく持ってきます。
そのぐらいお気に入りの絵本です。