しゅくだい(えほんのマーチ)【26位】

宗正美子(原案) いもとようこ(文・絵) 岩崎書店

小学生以上のお子さんをお持ちの方は、
お子さんが宿題をしているかどうか、気になると思います。

もぐくんの学校では、ある宿題がでました。

それは、【だっこ】です。

めえこ先生は「おうちのひとに だっこ してもらってください」
と、言いました。

しかし、もぐくんの家には、生まれたばかりの双子の赤ちゃんがいるので、
その宿題を言い出せません。

さあ、どうなるのでしょうか?

ハッピーエンドのお話です。

弟や妹がいるお子さんに読んであげても良いですし、
小学校低学年のお子さんと一緒に楽しむのも良いと思います。
小学校の先生にもお勧めの絵本です。

読み終わったあとに、お子さんに抱っこをしてあげたくなる絵本です♪

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

2歳9ヶ月の娘が、最近とても気に入っていて、毎日のように読んでいます。
めいこ先生が出した宿題は「だっこ」です。
もぐらのもぐは、お母さんに、だっこの宿題をしてもらおうとしますが、忙しくてなかなかしてくれません。
でも最後には、もぐは家族全員に、あたたか~い「だっこ」をしてもらって、ぐっすりと眠ることができます。
この絵本を読むと、私もとても心が温まります。
家族みんなが、もぐにだっこをするシーンは、私も娘をぎゅーっとだっこして読んでいます。
娘もとても嬉しそうにしています♪
(兵庫県在住、2歳9ヶ月女の子、日本語250冊・英語70冊)
寝る前にいつも読み聞かせる本の中に子どもが自分で持ってきています。
この本を読むと何か安心するようでギュと抱きしめてきて眠りに入ります。
(静岡県在住、2歳11ヶ月女の子のパパ、日本語120冊)
自分と重なる部分を感じているようです。
甘えたい気持ちを理解してくれる1冊のようです。
膝の上で読んでもらえる心地よさと、読んだ後に抱きしめてもらえる満足感が大好きなようです。
(大阪府在住、6歳女の子・2歳4ヶ月女の子、日本語200冊)
娘が「保育園で先生が読んでくれたの、大好きなお話なの」と本屋で教えてくれた絵本です。
やぎのめえこ先生が、生徒のみんなにいいました。
「みなさん、きょうのしゅくだいは“だっこ”です。おうちのひとにだっこしてもらってください。」・・・という内容のお話です。
みんなの前では「やだ~」って言っていたけれど急いで家に帰ったもぐらのもぐくんの気持ち、そして悪気はないけれどあかちゃんの世話や家事で忙しいお母さんの気持ちが、きちんと書いてあり、読み終わった後、こどももお母さんも暖かい気持ちになる絵本だと思います。
絵もほんわかしていてやさしい気持ちになれます。
読んだあと、子ども達とたくさん、ぎゅーと抱き合うことが出来る、あったかい絵本です