くるみわりにんぎょう

エルンスト・テオドール・アマデウス ホフマン (著), 山主 敏子 (著), 堀内 誠一 (イラスト), Ernst Theodor Amadeus Hoffmann (原著)

今日、Amazonで確認をしたら、
「クリスマス」や「サンタ」がタイトルに入っている絵本は、
売り切れが続出していました・・・。

クリスマス絵本は、
ハロウィンが終わった後の11月から、少しずつ購入して読みたいですよね。

クリスマス時期になると、
『くるみ割り人形』のバレエ音楽が流れていることもあります。

お子さんがバレエを習ったり、
お友達に発表会に誘われて見に行くと、
『くるみ割り人形』が上演されることもあるのではないでしょうか。

『くるみわりにんぎょう』の絵本は、沢山出版されていますが、
長くて複雑なお話もあります。

今回は、
主人公マリーの人形に対するいたわりと
くるみ割り人形の報恩をテーマに
小さいお子さんにわかりやすく描かれている絵本を紹介します。

あらすじ

クリスマスの夜、
マリーは、ねずみたちとたたかっているくるみわりにんぎょうを助けます。

そのお礼に、マリーは、おかしの国に案内されます…。

バレエ組曲としても親しまれているファンタジーの傑作を絵本化。

3・4歳から。

<Amazonより>

子育てワンポイントアドバイス

物が豊富な現代では、
壊れたら捨ててしまう・・・・
ということも増えてきました。

そのような時代だからこそ、
大切に使うということを教えることも必要なのではないでしょうか。

絵本を読むと、ページをめくるときに、
子どもが破ってしまうことがあります。

そのような時は、透明のテープを張ると、
「物が破れること」「修理して使うこと」「丁寧に扱うこと」
などを、子どもは体験を通じて学びます。

お人形も、乱暴に扱うと、壊れてしまうことがあります。

『くるみわりにんぎょう』の絵本では、
お兄様のフリッツが壊してしまったくるみ割り人形を、
主人公のマリーが、リボンで包帯をしてあげて、
人形のベッドに寝かせる所から、
お話は始まります。

夜中にネズミたちが出てきて、マリーを襲おうとします。

くるみ割り人形と兵隊の人形たちが、マリーを助けに行きます。

くるみ割り人形がピンチになった時、
マリーはくるみ割り人形を助けます。

ネズミたちに勝った、マリーとくるみ割り人形は、
お菓子の国へ行き、楽しい時間を過ごします。

そのうちに、マリーは、ぼんやりしてきて・・・。

実は、マリーは、大変なことが起こっていたのです。

マリーに何が起こっていたかは、
この絵本の最後のページをお読みください。