わすれられないおくりもの【26位】

スーザン・バーレイ(作), 小川仁央(訳)、 評論社

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

この本は、はじめの方で「死」が出てきます。少し衝撃的なのですが、最後は、死んだアナグマが、残していってくれたものにみんなが気づけるところが素敵だったので、昨年12月、幼稚園の絵本の読み聞かせの担当の時に読みました。ただ、「死」を通して学ぶと言うよりも、もうすぐ卒園するみんなに、幼稚園の先生から、お友だちから学んだことや体験してきた事を小学校で生かして、発展して欲しい…と私の勝手な願いを込めて読んできました。
(福岡県在住、6歳11ヶ月女の子 、3歳7ヶ月男の子、日本語200 冊・英語10 冊)
アナグマが森の仲間を想う心と、森の仲間がアナグマを想う心がとてもあたたかく感じました。
それが、人間の目からみたら、仲が良いはずではない、動物同士なのに。それぞれを想う心に感動し、わが子もそういう人間に育ってもらいたいと思ったので。
子どもはまだ小さいので、他の絵本と同じ反応です。
少し長い文章の絵本ですが、飽きずに最後まで聞いていてくれます。
(東京都在住、2 歳3 ヶ月 女の子、日本語200 冊)
死というものを考えさせられるから。
読みながら泣きました。
「お母さん泣いてるの?悲しいの?」と問われました。
(熊本県在住、5歳6ヶ月、日本語200 冊)
アナグマという動物をを擬人化し、ひとりの老人の生き様と死を描いています。
その死をまわりの友人たちが悲しみ、徐々に死を受け入れ、アナグマから学んだ知恵や技を皆で伝え合い、助け合います。
そして、残された友人たちがアナグマに感謝をし、楽しかった思い出だけが残ります。私は医療関係者として臨終の場に何度となく立ち会いました。
患者様の家族、友人でなくても死は悲しいものです。
その折、書店でこの絵本と出会いました。
この絵本で語られていることは、人が生きていくうえでとても大切なことだと感じ、お勧めの一冊としました。
子どもは子どもなりに、大人も年齢層は幅広く読み手の心に響く絵本だと思います。
(埼玉県在住、6歳2ヶ月、4歳1ヶ月の男の子、日本語500 冊)
アナグマが森の仲間を想う心と、森の仲間がアナグマを想う心がとてもあたたかく感じました。
それが、人間の目からみたら、仲が良いはずではない、動物同士なのに。
それぞれを想う心に感動し、わが子もそういう人間に育ってもらいたいと思ったので。
子どもはまだ小さいので、他の絵本と同じ反応です。
少し長い文章の絵本ですが、飽きずに最後まで聞いていてくれます。
(東京都在住、2 歳3 ヶ月 女の子、日本語200 冊)