はじめてのおつかい【10位】

筒井頼子(作) 福音館書店

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

息子から何度も読んでとせがまれている本です。
この本の影響か買い物が大好きで、実際のレジ係りの方にも気後れなどしないで積極的に関わっていこうとする子になりました。
(何でもじぶん~の時期という事もあるのかもしれませんが・・・)おすすめの理由は、主人公のみいちゃんにこどもが感情移入しやすいというか、ほっとする気持ち・うれしい気持ち・痛い気持ち等いろんな気持ちを買い物という身近な日常のことを通してこの本で感じることができると思うからです。
(愛知県在住、2歳11ヶ月の男の子、日本語80冊)
何度も読んでと持ってきて、主人公になりきって、せりふを言っていました。
(埼玉県在住、7歳女の子、日本語300冊)
上の子と下の子が共通して、何度も読んでと言うほど大好きな本です
(東京都在住、3歳8ヶ月男の子、女1歳2ヶ月女の子、日本語50冊)
今までになく何回も繰りかえし読んで!と子どもに言われました。
私自身も読んでいて心がじーんとくる本でした。
男の子は冒険物語が好きだと言いますが、「はじめてのおつかい」はまさに初めて の冒険物語です。
男の子にもお勧めです。
息子と娘を主人公にした「はじめてのおつかい」のお話を即興で作りながら話すと、とても喜んで、毎晩せがまれるようになりました。
また、同じコンビの絵本に「いもうとのにゅういん」「あさえとちいさいいもうと」があります。長男には妹がいるので、自分と重なるようです。
少々文章が長い絵本なのですが、生後6ヶ月もしないわが子に読み聞かせました。
やはり最初は途中で飽きてしまい、最後まで見られませんでしたが、気づいたら何ヶ月もしない間に最後まで見られるようになりました。
とても定番の絵本なので、「まぁいいかな?」ぐらいの感じで買ったのですが、私が読んでじんわり泣いてしまいました。
まさに、「この気持ち、わかる、わかる」という感じです。5歳の主人公の女の子の気持ちが手に取るようにわかります。
しかも絵本にしかけ?があるような気がしました。
これはまさにテキストを読んで絵本の読み聞かせの方法を知っていてよかったと思った絵本そのものでした。多分知らなければおもしろさ半減です。
定番ですが、小さいとき大好きで、2歳5ヶ月の息子も大好きなこの本をあげさせていただきます。
はじめてのおつかい、誰でも経験あると思いますが、不安、緊張のドキドキ感を思い出してしまいます。
お店のおばさんにやさしい言葉をかけられて涙がポロリとこぼれてしまうところなんかは、私もキュンとしてしまいます。
おつかいを成し遂げた達成感を近い将来、息子にも味あわせたいなと思います。
娘2歳2ヶ月の頃、この本を借りて読みました。
その日から返す日まで毎日毎日、数十回も読んだ本です。
その後購入してからも、読んでいます。
娘がこんなにもよく読む本は初めてでした。
本当に気に入ってしまったんだなーと思うとともに、好きな本に出合えてよかったねと思う本でした。
娘に読み聞かせ始めてから半年以上になります。
最近、違う本をひろげても自分が記憶しているこのお話をぶつぶつ言っているのです。
よいことなのかわかりませんが、娘が成長したように感じてうれしくなりました。
買い物好きの娘だからこそ、みいちゃんのおつかいが疑似体験できたのかもしれません。
一人でも頑張る大切さが伝わる絵本だと思います。