せんろはつづく【10位】

竹下文子(作) 鈴木まもる(絵) 金の星社

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

何度も何度も読んでと持ってきます。
100回は読んでいると思いますが、息子は毎回真剣に見入っています。
今のところ、お気に入りナンバーワンです。
絵もとてもきれいで、素敵な気持ちになります。
(茨城県在住、2歳7ヶ月男の子、日本語300冊)
電車が大好きな息子は、レールをつなげてよく遊んでいます。
そんな遊びにも通ずる内容で、山があったときはどうする?と発想の展開にワクワクするお話です。
動物達もたくさん出てきて、これは何?と毎回聞いてくるお気に入りの一冊です。
(山口県在住、1歳8ヶ月男の子、日本語250冊)
小人達が野原で線路を作りつないでいき、その途中、山があったり、川、穴、橋、大きな池があり・・・ と普通にまっすぐには通れない道を、皆で考えどうやって通って行くかという話に、物の考え方や、人と協力して生きて行くというという事が伝わるからです。
言葉も文字数もシンプルだが、絵がとても温かい。
文字がなくても絵だけで、ストーリーが想像できそうな絵本です。
子どもにも覚えやすい文章で、外で道を歩いている時に、絵本の中の文章を言いながら「せんろ♪せんろ♪」と言って歩いています。
(福岡県在住、2歳10ケ月(男)・8ケ月(女)、日本語300冊)
線路がどんどんつながっていく楽しみと、踏み切りやトンネルがどうしてひつようなのかがとてもわかりやすく描かれています。
リズムも良く、子どもも聞きやすいようで、何度も何度も繰り返し読んでいます。
(埼玉県在住、5歳2ヶ月の男の子・3歳2ヶ月の女の子、日本語150冊・英語5冊)
2歳の息子と昨日一緒に買った本です。
本屋でみつけて親子とも一目ぼれしました。
昨日だけで10回以上読みましたが、『もう一回、もう一回』と何度でも持ってきます。
リズム感があって楽しく読めます。
また「どうする?」という問いに、考えながら読み進めることができます。
想像力が広がる本だと思います。
この本は、息子が電車類が大好きなので、絵本に興味を早く持ってもらいたくて買った本です。
予想通り、買ったその日からとても気に入って、1日に何回も「読んで!」と持ってきていたので、まだ2ヶ月ですが、文章を丸暗記している本です。
文は単調的な繰り返しで、子ども達が線路を作っていく課程で色々な障害物に出会いますが、その困難をみんなで乗り越えて、最終的に汽車を走らせる・・・子ども達の笑顔が印象的な一冊です。
息子も、最初は線路の絵を楽しんでいたようです。
しかし何度も読み聞かせをしているうちに、線路以外のまわりに出てくる動物達を発見するようになり、とても楽しい様です。
絵も、ほのぼのとしたタッチで、夜寝る前の一冊となっています。
息子が電車が好きで、図書館で家にない絵本でふと目に止まった電車関係の絵本を借りてきました。
これがなんと、息子がとてもはまってしまい、何度も何度も読み、まだ3歳で完璧ではないしゃべりなのですが、暗記してしまい(自分で文章を作ったりもしていますが)、私や0歳の妹に読み聞かせをしてくれます!夜も絵本が読めないほど疲れて寝そうな時も、絵本なしで暗くして想像しながら口にしています。とても単純な文章、繰り返しのフレーズですが、線路がどんどんできていく様子がすごくわくわくするようです。
「山があった、どうする?」みたいな問いかけも子どもの心をくすぐるのではないでしょうか。
絵もとてもかわいらしいです。
電車の好きなお子さんにおすすめです。
電車を眺めるのが大好きな息子は、みんなで線路を作る事から始める内容にとても夢中で、2年間毎日読んでほしい!と持ってきます。
他にも電車の本はあるのですが、この本は線路をつなげていく事、またその場で『どうする?』と問いかける場面もあって、息子なりにその時その時考えて発言があったり、本の通り読んだりと楽しいようです。
列車を通すために子どもたちが線路をひくのですが、いろいろな「どうする?」=困難が出てきます。
それを正面から受け止めたり回避したりといろいろな方法で解決していきます。
これって日常生活にも通じると思いませんか?2歳の我が子は、線路が繋がったことに大喜びですが、年齢によって様々なことを学ぶことが出来ると思います。
作業を見守っている小さな動物たちも可愛いですよ。