安江 リエ (著), 降矢 奈々 (イラスト)
どんな結果を出す選択肢ですか??
「どっちがすき?」と尋ねていく絵本です。
「ぴっかりめだまやき」と「ほっこりたまごやき」
「きしし きしし ゆきふみ」と
「ざっぷーん じょわわー なみのり」
などなど・・・。
最後の質問は、
「ねえ どっちがすき?」
「じーじーウィンナとじゅうじゅうハンバーグ」
そしてその答えは?
「どっちも だいすき!」
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「どっちがいい?」と聞かれると、
「必ずどちらか一方を選ばなければいけない!」と
人の脳は無意識に考えてしまうそうです。
あなたはいかがでしょうか?
実は、どちらも嫌だったら、
「どちらも嫌だから、他に選択肢はありませんか?」と
尋ねても良いんです♪
そして、どちらも欲しいと思ったら、
「両方にします!」と
両方選んでも良いんです♪
私たちは、毎日の生活の中で、いつも何かを選択しています。
例えば、今日着る洋服、今日子どもに着せる洋服、
今日1日の過ごし方、週末の予定、
食事の献立、子どもの習い事、子どもの入園&進学先、
今日読む絵本、
他にもあるかもしれません。
選択の際には、
「とても悩むもの」もあれば、
「簡単に決めるもの」もあるかもしれません。
そして、
選択肢の中からから選ぶのは比較的得意でも、
「選択肢を作るのは苦手・・・」という人は多いのではないでしょうか?
多くの方にアドバイスをしていて感じるのは、
「どれを選んでもマイナスを感じる選択肢を作っている人が多い」ということです。
そして
選択肢を作るときのポイントは、
「どれを選んでもプラスの気持ちを感じる選択肢を作る」ということです。
人には、さまざまな願いがあります。
テストで良い点を取りたい
希望の学校に合格したい
もっとお金が欲しい
お給料の良い会社に就職したい
もっとスタイルが良くなりたい
片付いた部屋にしたい
他にもあるかもしれません。
この願いに共通するのは、
「幸せな気持ちを感じたい」という事だと思いますが、
いかがでしょうか?
もし、「幸せな気持ちを感じたい」というのでしたら、
選択肢を作るときのポイントは、
「どれを選んでもプラスの気持ちを感じる選択肢を作る」ということですよね♪
この絵本を読むことで、
あなたもお子さんも、
「どれを選んでもプラスの気持ちを感じる選択肢を作る」
選択肢名人!になれます。
「あなたの願いはどのようなことですか?」
「どれを選んでもプラスの気持ちを感じる選択肢を作れるとすれば、
そのために、どのような選択肢がありますか?」