ゆうたのおかあさん

きたやまようこ(作) あかね書房出版

「長い文章の絵本を読めるようになりました!」と
ご報告をいただく事が少なくありません。

それは、絵本に集中できる素晴らしい成長だと、
私は思います。

ただ、絵本の文章は、長い・短いという事が大切なのではありません。

言葉を選び、簡潔で的確に伝えることも、
現代のコミュニケーションでは、とても大切なことだからです。

絵本は、言葉の才能を持つ作者が、
厳選した言葉で、子どもにもわかりすく伝えた、
文学作品です。

それは、俳句や短歌のように、決まった文字数で、
情景や気持ちを伝えることに通じるものを、私は感じています。

「ゆうたくんちのいばりいぬ」はシリーズで、
シベリアンハスキー犬のじんべいと
飼い主のゆうた君一家の日常が描かれています。

この絵本は、短い文章で、ユーモアと愛情を教えてくれます。

特に、今回ご紹介する、
『ゆうたのおかあさん』の最後のページは、
子育て中の全てのお母さんに読んでいただきたいと思います。

なぜかと言いますと、
じんべいの言葉が、子どもからのメッセージのように感じられるからです。

私は、この最後のページを、何度読んでも感動し、
さらに、「優しい顔しているかしら?」と
自分自身を振り返る事ができます。

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

「ゆうたくんちのいばりいぬ」はシリーズで、シベリアンハスキー犬のじんべいと、飼い主のゆうた君一家の日常が描かれています。この絵本は、短い文章で、ユーモアと愛情を教えてくれます。特に、今回ご紹介する、『ゆうたのおかあさん』の最後のページは、子育て中の全てのお母さんに読んでいただきたいと思います。なぜかと言いますと、じんべいの言葉が、子どもからのメッセージのように感じられるからです。私は、この最後のページを、何度読んでも感動し、さらに、「優しい顔しているかしら?」と自分自身を振り返る事ができます。(絵本に慣れてきたお子様向き)