わらう

浜田桂子(著) 福音館書店

「笑顔は大切」と知っている人は多いかもしれません。

でも、<いつも笑顔!>を実践している人は少ないのではないでしょうか?

「笑顔でいることの大切さ!」「笑顔の影響」を親子で実感できる絵本を紹介します。

あらすじ

人と人が関わり合う日々の暮らしの中で、わらいが消えてしまったらいったいどうなるのでしょう?

いつもにらめっこでお兄ちゃんに負けてしまうけんちゃんは、ある決心をします。

そしてにらめっこには負けなくなったのですが、それからはなぜかまわりのみんながけんちゃんのことをとても不思議がるようになりました。

大好きなハムエッグが朝食に出ても、ともだちからプレゼントをもらっても、絵本がとてもおもしろくても、けんちゃんの様子があまりうれしくなさそうなのです。

けんちゃんの気持ちはこれまでと変わりがないはずなのに、元気がなさそうなけんちゃんのことをみんながとても心配します。

そしてけんちゃんはあることに気づきました。

子どもたちの生活のよくある状況を通して、わらうことの大切さを優しくあたたかく描いた絵本です。

<Amazonより>

子育てワンポイントアドバイス

あなたは楽しく過ごしたいと思っていますか?

もし、そうでしたら、スグに楽しくなる方法があります。

それは・・・・

「笑うこと」です。

人は楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しくなるのです。

また、仏教には「和顔施(わがんせ)」という言葉があります。

「和顔施(わがんせ)」とは、笑顔や穏やかな顔で人に接するということです。

そうすることで、周りの人を幸せにします。

反対に、笑わない顔は、悲しそうだったりつまらなそうだったり怒ったりしているように見えて、周りの人を心配させたりマイナスの気持ちにさせたりしてしまいます。

<笑うこと><笑顔>は、自分も周りの人も幸せにします。

この絵本を読むことで、<笑わないことで起きるマイナスの影響><笑顔の影響>を親子で実感できます。

この絵本はこのような方にお勧めです。

・笑わないことのマイナスの影響を実感したい方
・笑顔の影響を実感したい方
・笑うことの楽しさを感じたい方
・「けんちゃん」とお子さんを読んでいる方
・「けんちゃん」と周りに呼ばれているお子さん
・親子で笑顔になりたい方