くすのき しげのり (作), 石井聖岳 (絵) 小学館
「なんで、こんなことをするのかしら?」
そう思いながらお子さんを叱ってしまう事は、ありませんか?
それは、「きょうだいケンカ」や「いたずら」や
「お友達と仲良くできない事」など、色々な状況の時に、
どの親も感じてしまう事なのかもしれません。
でも、子どもは、親を困らせようとして、そのような行動をするのでしょうか?
いいえ、違いますよね。
子どもは親からほめられたいと思っています。
学校の先生からほめられたいと思っています。
やっぱり、誉められると嬉しいですよね!
この絵本は、学校の先生やお母さんからいつも怒られている、
小学校1年生の「ぼく」が主人公です。
先生やお母さんから誉められたいと思い、
七夕さまの短冊に、ある願い事を書いたところ、
先生やお母さんが心から反省し、
願いを叶えてくれました。
小学校教師の作者が、自分の体験を元に、
子どもにも大人にもわかりやすい言葉で、
子どもの気持ちを伝えてくれるお話です。
この絵本を読むことで、
子どもは、自分の気持ちを代弁してくれる気持ちになり、
大人は、子どもの気持や行動を理解することができます。
娘たちに読み聞かせをしたところ、
5歳と10歳の娘たちの心に響いたようで、
1週間連続で1日数回読んだ絵本です。
昨日、子どもたちと一緒に主人に読んでもらったところ、
主人は、「小学生の頃の俺の気持ちと同じやん!」と言っていました。
子どもを怒りたくないのに、つい怒ってしまうお母さんには、
必読の絵本です。
【この絵本を読んでいただきたい方】
☆男の子をお持ちのお父さん&お母さん
☆「子どもを怒りたくない」と思っているのに、
つい、お子さんを怒ってしまう、お父さん&お母さん
☆感動したい方
☆子どもの気持ちを知りたい方
☆小学校の先生
お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など
(埼玉県在住、8歳女の子・4歳8ヶ月男の子、日本語150 冊)
(青森県在住、4歳3ヶ月男の子、日本語200 冊)