ぼくにもそのあいをください

宮西達也作(作) ポプラ社

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

現在、恐竜にはまっている4歳の息子の為にと夫が買い与えた本だったのですが、読んでみると奥が深く読み終わると同時に 読んでいる私のほうが感動で涙が出るほどです。生きていくために、力の強いものが勝ちで価値のあるもの と思っていたティラノサウルスが 小さなトリケラトプスの子どもによって、本当に大事なものに気が付く。その為に、自分の命を懸けて小さな(本来、食べてしまう草食恐竜の子ども)を守り抜く。その、守られた子どもが、大人になり、さらに自分の大事な子どもを、命を懸けて守り抜く。それは、なぜか。。。。何よりも大事なものは、力ではなく『あい』であるから。私の大切な1冊です。
強いものが強いわけではなく小さいものにもやさしくできるやさしさがあります。幼稚園に行った息子が今大事に何度も読んでいます。でもあいの意味は漠然としていてまだわからないようですが。。。