アンジェリーナのハロウィーン

キャサリン・ホラバード(作) ヘレン・クレイグ(絵) おかだよしえ(訳) 講談社

1年間の行事を家庭の中で行うのは、子どもの情緒を育てるのに、
とても良い影響があります。

日本では、日本古来の行事の他に、
世界各地の行事を上手にアレンジして取り入れています。

そのような行事は、特別豪華ではなくても、
楽しみながら文化を学ぶ良い機会だと思います。

ところで、10月31日はハロウィーンですね。

10月に入り、お店のディスプレイでは、オレンジ色のカボチャの顔など、
ハロウィーンの飾りが、多く見られますよね。

ハロウィンとは、一言でいえば、日本でいうお盆。
お盆は地獄の釜の蓋が開いて死者の魂がこの世に戻ってくる日です。
基本的にこれと同じ。ハロウィンは秋に行われるキリスト教の行事です。

ハロウィーンの期間は、
正確には10月31日~11月2日です。
31日はハロウィンイブと考えるとわかり易いです。
11月1日がキリスト教の万聖節になり、
それを祝う前夜祭から2日までをハロウィンと呼んでいます。

ご家庭では、子どもたちと変装をして、
「お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ~♪」
「Trick or treat(トリック・オア・トリート)」
と言ってみるのも面白いと思います。

私の家庭では、昨年、主人にこっそりお菓子を買ってきてもらい、
子どもたちを変装させ、
主人の帰宅時に、
「お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ~♪」
「Trick or treat(トリック・オア・トリート)」
と、主人を出迎えました。

お菓子をもらった娘たちは大喜びしていました。

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

『アンジェリーナはバレリーナ』が大人気の、アンジェリーナシリーズです。ハロウィンでアンジェリーナが仮装するのは、魔女ではなく、ほたるというところが、素敵だと思いました。妹のポリーとアンジェリーナとの会話は、お姉ちゃんの気持ちを親が知るヒントになります。(集中力がついたお子様向き)