あくたれラルフのハロウィン

ジャック・ガントス (作) ニコール・ルベール(絵) こみや ゆう(訳)

おとなしくて聞き分けが良い子になることを無意識に願っている親は多いようです。

そして、空気が読めなかったり突飛な行動をしたりする子を問題だと思う親は多いようです。

あなたはいかがでしょうか?

実は、天才的で感性豊かな子どもの特徴は・・・

詳しくは、子育てワンポイントアドバイスで!

あらすじ

「あなたが いちばん すきなものに へんそうして きてね」

あくたれねこのラルフとセイラの家に、友達からハロウィンパーティーの招待状が届きました。

セイラはラルフに、ラルフはセイラに、変装して行くことにしました。

ところが、セイラの恰好をしたラルフは、自分の恰好が気に入らず、おばけに変装している友達の衣装をぬがせたり、りんごあめをお風呂場中にくっつけたり……

いたずらばかりのやりたい放題!

友達は、本物のセイラがいたずらをしていると思い、「帰ってほしい」と言います。

ラルフの恰好をしたセイラは、友達に嫌われたかと思い泣いてしまいます。

そこへ、黒猫が現れると、セイラはこれ以上に嫌なことが起こるかと思い嫌がりますが、ラルフのおかげで……。

どんなにあくたれていても、大きな愛でラルフを見守るセイラの姿は、いたずらっ子を見守る親の姿と重なります。

ユーモラスで愛情たっぷり、楽しいハロウィンにぴったりの一冊!

<Amazonより>

子育てワンポイントアドバイス

皆と同じ行動をしなかったり、空気が読めないと感じたり、突飛な行動をしたりなど、子どもの行動に問題を感じる親は少なくありません。

でも、子どもは、天才的で感性が豊かで好奇心旺盛なので、興味を持った物を触ったり動かしたりします。

そうすると、私達親は、ドキッとすることもありますよね♪

だから、子どもの特徴を表した絵本を繰り返し読むことで、子どもの特徴の予習と復習をすることができます。

絵本を読んでもらった子は、絵本の内容に共感し、安心できます。

絵本『あくたれラルフ』に登場するネコのラルフは、子どもの天才的で好奇心旺盛な様子をよく表しています。

『あくたれラルフ』は、私が一番好きな絵本です。

今月、『あくたれラルフのハロウィン』が発行されましたので、早速購入し、毎日読んでいます。

この絵本を読むと、「わが子のあくたれぶりはまだいい方だわ・・・」と安心する人も多いと思います♪

この絵本はこのような方にお勧めです。

・ハロウィーンの絵本を読みたい方
・<いかにもハロウィーン>という感じではなく、<ハロウィーン【も】感じることができる絵本>を読みたい方
・こどものいたずらに困っている方
・子どもの特徴の予習と復習をしたい方
・いたずらっこの子ども達