ぐりとぐらのうたうた12つき

なかがわえりこ(作) やまわきゆりこ(絵) 福音館書店

絵本には、読み手、つまり、お母さんやお父さんへ、
メッセージを届けてくれる役割も、持っているように感じます。

年末が近づくと、年賀状の準備や大掃除、
クリスマスの準備や後片付け、
お正月の準備など、なんとなく、心があわただしくなり、
お子さんのちょっとした言動にイライラしてしまう事も少なくないようです。

そんな時は、この絵本を親子で楽しんで下さい。

この絵本の特に素晴らしい点は、12月です。

しっぱいした日も あったけど
おわりよければ すべてよし
ぼうねんかいで しめくくり

そうなんです。

終わりよければ、すべて良し!

ぐりとくらとその仲間たちの楽しいイラスト見ながら、
この言葉を声に出すことで、
年末のイライラが吹き飛び、楽しい気分になるんです♪

1月から12月までの各月の特徴を、
子どもたちにおなじみの、ぐりとぐらとその仲間たちと一緒に楽しむことができる絵本です。

最近は、冷暖房の完備によって、家庭の中に季節感が少なくなっています。
また、栽培技術の発達によって、食べ物の旬がなくなり、季節を感じる事が減っています。

だからこそ、このように1か月ごとの特徴を、
絵本で予習し、その季節が来た際には、
親子で、季節を楽しむことが大切だと思います。

1月に読みたい方が多いと思いますが、
おわりよければ すべてよし
の12月にお読みになることで、
すっきりとした新年を迎えられると思います☆

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

絵本には、読み手、つまり、お母さんやお父さんへ、メッセージを届けてくれる役割も、持っているように感じます。この絵本の特に素晴らしい点は、12月です。「しっぱいした日も あったけど おわりよければ すべてよし ぼうねんかいで しめくくり」 そうなのです。終わりよければ、すべて良し!1月から12月までの各月の特徴を、子どもたちにおなじみの、ぐりとぐらとその仲間たちと一緒に楽しむことができる絵本です。(集中力がついたお子様向き)