内田麟太郎 (文) 村上康成(絵) 校正出版社
9月19日は<敬老の日>ですね。
前回は、おばあちゃんの絵本を紹介しましたので、今回はおじいちゃんの絵本を紹介します。
「おじいちゃんの絵本」と「おばあちゃんの絵本」には、それぞれ傾向性があります。
それは、どのような傾向だと思いますか?
詳しくは、子育てワンポイントアドバイスで!
あらすじ
こざるのモンちゃんは自転車をこぎます。
おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんに会いに行くのです。
森の動物達は「そんなのいるもんか」と笑いますが…。
綿々とつながる命のリレーを、ほのぼのとしたタッチで描きます。
<Amazonより>
子育てワンポイントアドバイス
こざるのモンちゃんは、歌を歌いながら自転車をこいでいます。
♪おじいちゃんの
おじいちゃんの
おじいちゃんに
会いに行くんだよ♪
モンちゃんが会ったおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんとは?
この絵本を読むとわかります☆
「おじいちゃんの絵本」と「おばあちゃんの絵本」のそれぞれの傾向性とは?
おばあちゃんは長生きをして孫たちにメッセージを伝える絵本が多く、おじいちゃんは亡くなって孫たちにメッセージを伝える絵本が多いように思います。
さて、俳句や短歌は短い言葉で気持ちやイメージが伝わります。
優れた絵本も、短くシンプルな言葉で深い内容が伝わります。
『おじいちゃんの木』は、シンプルな言葉で、<命の伝承>というテーマが子どもにもわかりやすく伝わる絵本です。
この絵本をよむことで、このことが潜在意識にインプットされる可能性が高くなるのではないでしょうか。
<先祖から受け継いだ大事な命を子孫に伝えて行く>
そうすると、命を大切にする人が増えるように思います。
敬老の日にも秋のお彼岸である秋分の日にもふさわしい絵本です。
この絵本を読むことで、今ここにいることに、親子で感謝できると思います。
この絵本はこのような方にお勧めです。
・敬老の日に読む絵本を探している方
・秋分の日に読む絵本を探している方
・<命の伝承>のテーマを親子で学びたい方
・ご先祖様を大切に思っている方
・お子さんに「命を大切にする人になって欲しい」と思っている親御さん