にじいろのしまうま

こやま 峰子 (著), やなせ たかし (イラスト)

【みんなは一人のために!一人はみんなのために!】⇒『にじいろのしまうま』

夢を叶えたいとき、
困ったことを解決したいとき、
一人で頑張るよりも、
仲間と協力することで、
喜びや成果は大きくなります♪

では、そのためには、どうしたら良いのでしょうか?

『にじいろのしまうま 』はシンプルな物語ですが、
この絵本を読むと親子で学べます☆

あらすじ

森の奥できれいな虹色のしまうまが生まれました。

動物たちも新しい仲間ができて大喜び。

ところが、
雨が降らない日が続き川の水がなくなってしまいました。

虹色のしまうまは仲間のためにお願いをしました。

<Amazonより>

子育てワンポイントアドバイス

「自己責任」
「●●ハラスメント」
「加害者を糾弾」

マスコミの報道や学校や職場など、
私達の周りでは、
このようなことが頻繁に起っているのではないでしょうか。

私達は、病気やけがや災害などで困ってしまうことがあります。

また、そんなつもりではなかったのに、
結果として困ったことになることもあります。

皆が幸せでいるためにはどうしたら何をしたらよいと思いますか?

・善意の解釈をする

・自分も相手も幸せになる方法を探して実践する

・困った人がいたら助ける

他にもあるかもしれません。

『にじいろのしまうま 』の絵本は、
にじいろのしまうまが病気になった時は、
森の動物たちが皆で看病をしました。

日照りが続き、森のみんなが困った時は、
にじいろのしまうまが空に向かってお願いをしました。

そうすると
川に水があふれ、
野原や森が緑にあふれ、
花が赤く咲きました。

オレンジやバナナやオリーブが実りました。

森の動物たちが元気になったので、
しまうまは嬉しいと思いました。

その代り、
にじいろのしまうまから、虹色が消え、真っ白な馬になってしまいました。

でも、森の仲間たちは、
しまうまにあるプレゼントをしました。

そのプレゼントとは、
何だったと思いますか?

「みんなは一人のために!一人はみんなのために!」
を実践して、
仲間と協力することで、
喜びや成果は大きくなることを教えてくれる絵本です。

『あんぱんまん』のなやせたかしさんの絵が、
心に温かいものを感じさせてくれます♪