吉村 証子 (著), 帆足 次郎 (イラスト)
【中学校受験対策を乳幼児期から】⇒『ちずあそび』
小学校5年生の次女の中学受験を考えています。
夏期講習のためのクラス分けテストを受けました。
「なんでかわからないけど、わかった!」
という問題がいくつかありました。
小さい頃から自宅に置いて読んでいる絵本の中で、
自然に身に付いていたことが多かったようです。
社会の「地図」も、そんな問題の1つです。
あらすじ
子どもたちの通学や遊びの行動範囲を絵地図や航空写真,
二万五千分の一の地図などをつかって勉強します。
<Amazon.co.jpより>
子育てワンポイントアドバイス
「お子さんが、将来、小学校・中学校・高校・大学のいずれかの受験をする」
という親御さんは多いのではないでしょうか?
受験勉強をする際に大切なのはどのような事でしょうか?
私の小学5年生の次女が中学受験を考えている事、
長女が高校に入学し、3年後の進路を考えている事、
2人の娘の中学・大学受験の対策で、
塾や予備校の説明会へ何度か行きました。
これまでは、暗記やパターン認識が必要な問題が多かったそうですが、
これからは、「知識+考える力」が必要な問題が多くなるそうです。
そのため、学校で習ったことを単純に暗記する勉強ではなく、
「知識を活用する力」が必要になるようです。
では、「知識を活用する力」は、どうしたら身に付くと思いますか?
聞いたことや見たことを素直に吸収できる乳幼児期や
何度でも繰り返しのできる小学生の頃に、
質の高い絵本をたくさん読んであげることも、
「知識を活用する力」が身に付く1つの方法です。
『ちずあそび』は、
まこと君が住んでいる地域を、
「絵地図」
「地図記号を記載した地図」
「東西南北も記載した地図」
「地図」と「航空写真」
「2万5千分の1 地図」
「5万分の1 地図」
「20万分の1 地図」
のように、色々な形の地図で紹介しています。
同じ地域について、色々な形の地図で紹介すると、
違いが明確にわかります。
しかも、絵本ですので、子どもが興味を持てるような絵と文章です。
『地図の読めない女』のようなタイトルの本がありましたが、
この絵本を小さい時から家庭において何度も読むことで、
性別にかかわらず、地図を読める子、地図に興味を持つ子
に育つ可能性は高いですよね。