【東京スカイツリー】の絵本
新しい日本のシンボルとなる「東京スカイツリー」が、
5月22日に開業しましたので、
今回は「東京スカイツリー」の絵本を2冊紹介いたします。
5月22日に東京スカイツリーが開業し、
テレビや新聞やインターネットなどで報道されています。
東京スカイツリーは、
日本のシンボルの一つですよね。
では、東京スカイツリーは、
何のために、どのように、どんな人たちが関わって、作られたか、
あなたは、紹介することができますか?
東京スカイツリーを紹介することが必要なのは、
日本人としての国際人を育てたり、
子どもの知的好奇心を満たし子どもの知能を伸ばしたりするためです。
日本人としての国際人とは、
日本のことをわかりやすいように海外の人に紹介したり、
海外のことを日本人にわかりやすいように紹介したりして、
多くの人や地域の文化や経済や生活に役立つようなことに貢献する人です。
また、子どもは、賢ければ賢いほど、
「なぜ?」「どうして?」「だれが?」「どのように?」
などの疑問を感じ、
その疑問に答えてもらったり調べて解決したりすることで、
知的好奇心を満たしさらに知能が伸びるのです。
住んでいる地域がどこであっても、
日本のシンボルの一つである、
東京スカイツリーを絵本で楽しむと、
日本人としての国際人の準備や
お子さんの知的好奇心を満たし知能を伸ばせる可能性が高くなります。
今回、東京スカイツリーの絵本を2冊紹介するのには理由があります。
その理由は、2冊の絵本を紹介した後に説明します。
まず、1冊目は、
■『しごとば 東京スカイツリー』
鈴木のりたけ著
ブロンズ新社
です。
この絵本は、「東京スカイツリーに関わる人」という視点で描かれた絵本です。
中表紙の次のページには、
東京スカイツリーに関わる人として、
60種類の職種の人が描いてあります。
そして、その中から、
設計士、鉄工員、現場監督、職人など、
東京スカイツリー建設に関わった人と、
観光客を乗せる俥夫(しゃふ)、
スカイツリーぶろのある銭湯の主人、
「タワーそば」の新メニューを作ったそば屋のおかみさんなど、
地元の人々、
東京スカイツリーに注目している人のために情報の窓口となる
広報の人など、
おもに17の職種の人や道具について、
詳しく紹介しながら、東京スカイツリーができる過程を描いています。
この絵本が完成するまでに、
作者の鈴木のりたけさんは、
2年半の期間をかけ、
32回の取材に行き現場の人たちに話を聞いたそうです。
修正を重ねた紙は132枚、
撮った写真は1864枚、
腰のマッサージに行った回数5回!
だそうです。
この絵本を読んで初めて知る職種があるという人も多いかもしれません。
また、多くの職種を知ることで、
お子さんの将来の選択肢を広げることもできます。
2冊目は
■『図解絵本 東京スカイツリー』
モリナガ・ヨウ 絵・作
ポプラ社
です。
この絵本は、
「建設現場が更地の時から東京スカイツリーが完成するまでの過程」
という視点で描かれた絵本です。
なぜ東京スカイツリーを建設することになったのかという理由や、
場所とデザインが決まるまでの過程、
基礎工事から完成までに使用した材料や道具などが丁寧に描かれていますので、
絵と文章でそれらを知ることができます。
この2冊の絵本は、
どちらも、「東京スカイツリー」をテーマにしていますが、
視点は違います。
どちらの絵本も漢字に振り仮名が書かれていますので、
ひらながなを読めるお子さんでしたら自分で読むこともできます。
また、どちらの絵本の絵も、
人物や道具や乗り物や資材などの細かい部分まで丁寧に描かれていますので、
乳幼児期のお子さんも楽しむことができます。
そのため、2冊を読むことで、
知識や楽しみは2倍ではなく、
二乗しますので4倍となります。
余談ですが、これらの絵本は、大人でも「へぇ?!!!」と思うことが書いてあります。
例えば、
「溶接工の人のジャンバーの中には、夏の暑さ対策に為に、
ジャンバーの背中に小型のせんぷうきがついている」など・・・。
開業したばかりで話題となっている今、
ご家庭に置いて、親子でスカイツリーの絵本を楽しまれてはいかがでしょうか?
そうすることで、
日本人としての国際人の準備や
お子さんの知的好奇心を満たし知能を伸ばせる可能性が高くなります♪
■『しごとば 東京スカイツリー』
鈴木のりたけ著
ブロンズ新社
■『図解絵本 東京スカイツリー』
モリナガ・ヨウ 絵・作
ポプラ社