きたかぜとたいよう

ラ・フォンテーヌ (著) ブライアン・ワイルドスミス (イラスト) わたなべ しげお (翻訳)

子どもを叱りたくないママにお勧めの本

「子どもの行動や言葉、言うことを聞かないことに、叱ってしまい自己嫌悪!」
こんなことはありませんか?

「本当は誉めて育てたいのに・・・」
「イライラしたくないのに・・・」
「笑顔いっぱいのママになりたいのに・・・」

でも、それができない方には、共通した理由があります。

「子どもは叱って育てるよりも、誉めて育てる方が伸びる!」
「子どもの良い部分を誉めましょう」
のように書いてある育児書を読んだりそのような話を聞くと、
「子どもを誉めて育てよう!」と思うのに、
【どうしても叱ってしまい】後で反省・・・・。

そのような方には、共通した理由があります。

それは、どのようなことだと思いますか?

「子どもを誉めて育てると、誉めないと行動できないようになるのではないか?」や
「子どもを誉めて育てると、我慢ができない子になるのではないかしら?」
のような、
「誉めて育てることへの不安」を意識的または無意識に持っていることです。

そのような不安を感じてしまうと、
誉めるよりも叱ることを優先してしまいます。

「誉めて育てることは素晴らしい」
「叱るよりも誉める方が効果がある」
「温かい言葉に人は動かされる」

という3つのことを学べるのが、

「きたかぜとたいよう」の物語です。

でも、「きたかぜとたいよう」であれば、
何でもよいわけではありません。

絵本というのは、文学としての文章と美術としての絵の
相乗効果によって人の潜在意識に作用を与えてくれる芸術作品です。

さらに、海外の絵本の場合には、翻訳がとても重要となります。

3人の子どものママであり同時通訳の仕事をしている私の知人は、
「原文が予想できない翻訳をしている絵本は、最高に素晴らしい!」と
言っていました。

つまり、海外の絵本は、翻訳者によって、
その絵本の価値が変わります。