しょうたとなっとう

星川ひろ子, 星川治雄(写真・文), 小泉武夫(原案) ポプラ社

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

大豆からなっとうができるまでを写真でみることができます。納豆嫌いのしょうたがおじいちゃんと大豆を一緒に育てることによって、納豆をおいしく食べられるようになっていく様子がみられます。おじいちゃんの味のある方言でもって、しょうたとのやりとりが、ほのぼのとして心温まります。食育や植物について自然と知ることができてよいです。納豆大好きの息子は、大豆から納豆ができる様子をこんなに小さいうちから知れて、よかったです。大人の私が、枝豆は大豆だったんだと知れたことも目からうろこでした。とってもお勧めです。
(兵庫県在住、3 歳2 ヶ月 男の子、日本語422 冊・英語128 冊)
この本は、おじいちゃんとしょうたが大豆を育て、納豆ができるまでを知る写真絵本なので、とてもわかりやすくそして、おじいちゃんとの会話が、方言になっていてとても心温まるストーリーになっています。子どもたちは、大好きな納豆ができる過程がわかって、畑でのお手伝いをよくしてくれています。枝豆を乾燥させた後に、殻から大豆を取り出す作業を手伝ってくれたり、家で味噌を作るときには、そばでかじりついて見て観察していて、ほほえましいです。
(千葉県在住、5 歳8 ヶ月3 歳6 ヶ月1 歳4 ヶ月、日本語850 冊)