しにがみとおばあさん

鎌田暢子(作) 大日本図書

畑仕事をしているおばあさんは、いつも愚痴をこぼしています。

ある日、
「あーあ いやだ。もう しんでしまいたい」と言うと、
それを聞いた死神が空から降りてきました。

そして、おばあさんの前に現れ「むかえにきたぞ」と言います。

おばあさんは、ビックリして、草刈や部屋の片付けや食事の用意などを死神にさせます。

さらに、死神をだましました。

間もなくニワトリが鳴き、死神は消えてしまいました・・・。

次の日の朝、おばあさんは、
「うれしいねえ。生きていて 良かったよ」と言いました。
そして、おばあさんは、「しんでしまいたい」とは、もう言いませんでした。

おすすめのポイント

死神がおばあさんの前に現れた際には、
どうなる事かと、ドキドキできる絵本です。

悲しみや涙を流すことなく、命の大切さが伝わる絵本です。

おじいちゃんが死んで悲しみながら命の大切さや価値観を伝える絵本は多いのですが、

おばあちゃんは、死なずにいる絵本が多いように感じます。

絵本の世界では、おばあちゃんは強いですね(笑)。

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

死神がおばあさんの前に現れた際には、どうなる事かと、ドキドキできる絵本です。悲しみや涙を流すことなく、命の大切さが伝わる絵本です。おじいちゃんが死んで悲しみながら命の大切さや価値観を伝える絵本は多いのですが、おばあちゃんは、死なずにいる絵本が多いように感じます。絵本の世界では、おばあちゃんは強いですね(笑)。(集中力がついたお子様向きの絵本)