歯いしゃのチュー先生

ウイリアム・スタイグ（作） うつみまお（訳） 評論社

歯医者のチュー先生は、ねずみです。そして名医です。
ブタやロバや牛など、どんな患者さんの歯も治してしまいます。

でも、ネコやその他、危険な動物の治療はしません。
看板にもそのように書いてあります（笑）

ある日、「歯が痛い！」というキツネがやってきました。

キツネは治療がすすむにつれ、チュー先生を食べようとします。
しかし・・・・・
チュー先生は知恵を働かせて、キツネの治療を行い、
自分は食べられずに無事に済みました♪

おすすめのポイント

作者のウイリアム・スタイグは、
映画でおなじみの【シュレッグ】の原作
【みにくいシュレッグ】の原作者です。

正義の味方が戦って悪者をやっつける・・・・というお話はよくあります。
しかし、知恵を働かせて、コミュニケーションを取りながら身を守るのは、
現代社会では必要な能力だと思います。

この絵本を読むことで、そのような良いコミュニケーションを学べると思います。

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など