桃太郎

斎藤五百枝(作) 講談社

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

通常の桃太郎のお話ですが、山口様お勧めの、自分自身で桃から出てくるシーンも盛り込んでいます。何より、日本画家による絵が素晴らしく、1937年刊を現代仮名遣いで再刊された本(シリーズ)です。現在2歳8ヶ月になる男児がおりますが2歳になる前に偶然この本に出会いました。45ページあり、文字が大きい訳でもなく、「聞いていられるかしら?まだ、早すぎるのでは?」と思いましたが、単純に絵が素晴らしかったので、絵を見せるつもりと、桃太郎や、鬼、狼にとても興味を持っていた時期(現在も)だったので、購入を決断。結果、意外な事に最後までじっと聞いており、それから幾度となく、読みたがります。読み次がれていくに相応しい本(シリーズ)ではないかと思います。