てのひら

瀧村有子(作), 藤田ひおこ(絵) PHP 研究所

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

主人公のゆみちゃんが、元気に幼稚園に行けるように、てのひらにおまじないを書くことをママが考えます。まずはニコニコマークを書き、少しずつ元気に行けるようになります。でもお友達と外で遊ぶことができないので、次はスペシャルマークで泣き顔を書きます。「ないてもいいよ!のマークだよ」「なきたいときは ないてくださーい!っていうマークなの」と言いながら。そしてゆみちゃんはお友達と外で遊ぶことができます。読んでいた私の心が軽くなったような気がして、子どもも大人も楽しめる一冊だと思います。
(愛知県在住、3歳10ヶ月男の子、日本語750 冊・英語100 冊)