ここよここよ

かんざわ としこ (文), やぶうち まさゆき (絵) 福音館書店

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

一歳前後に特に気に入っていた絵本。
今でも時々読む。
絵本の動物はデフォルメした絵が多いので、たまには写実的な絵のものも見せようと思った。
また、図鑑の絵のような緻密な絵柄なのに、無機質なかんじではなく動物に表情があり、かわいいと思ったので選んだ。
「どこにいるの?コアラのあかちゃん」(ページをめくって)「ここよここよ。かあさんにおんぶよ」(おかあさんにかくれていたあかちゃんが顔を出す)というパターンで次々に動物が登場するので、読みながら、コアラ:おんぶ、ラッコ:おなかの上、ペンギン:足の上、のように、子どもと一緒に絵と同じ動作をしたら喜んだ。
また、子どもは「どこにいるの?」ページであかちゃんのかくれている場所を指さして、「ここよここよ」で予想通り(?)にあかちゃんが現れると嬉しそうにしていた。
(東京都在住、1歳8ヶ月男の子、日本語70 冊)