酒井駒子(作) 白泉社
毎年、クリスマス前に、この絵本を紹介しようと考えていましたが、
amazonでは、この時期、いつも売り切れとなっていましたので、
今年は、思い切って、amazonへメールをお送りし、
たくさん、仕入れをしていただきました。
良い絵本の条件のひとつは、
絵を見ただけで、話の内容とストーリーの展開がわかるということなのです。
この絵本は、ページをめくるたびに、ファンタジーの世界を体験できるような、
優しくて、スケールの大きな絵が描かれています。
「あしたは たのしい クリスマス。
いいこには サンタさんが くるよ。
でもね、わるいこには?」
から始まるお話は、子どもの繊細な心と
それによって、眠れなくなってしまう不安が感じられます。
お母さんから叱られた子が、自分を悪い子だと感じ、
心配で心配でたまらなくなる様子、
でも、お母さんの事を大好きな様子などが、
この絵本を通じ、クリスマスの前の日の場面を舞台に、
親子で実感できます。
この絵本を読むことで、叱られた子どもの不安な気持ちを学び、
子どもを抱き締める事の大切さを学べます。
毎年、クリスマス前には売り切れてしまう絵本ですので、
お早めに御覧下さいませ。
お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など
読んでほしいと持ってくる絵本ナンバーワンです。よるくまや主人公の男の子にチューをします。やぶれて修理しているページが来るとヨシヨシとなでます。飛行機が飛ぶ所では手をたたいて喜びます。最後の主人公の男の子が眠るところでは、自分の犬のぬいぐるみを持って来て一緒に寝転がります。
(岡山県在住、1 歳4 ヶ月、日本語125 冊・英語4 冊)
(岡山県在住、1 歳4 ヶ月、日本語125 冊・英語4 冊)