はしるチンチン

しりあがり寿(作) 岩崎書店

着替えを嫌がって、
裸のままで過ごそうとするお子さんは多いように感じます。

あなたのお子さんは、いかがですか?

子どもとって、服を着るのは窮屈で、
裸でいるのは、解放感があるのかもしれないですね!

昨夜、5歳の私の次女も、お風呂から上がってパジャマを着る前に、
裸のまま、室内鉄棒で、逆上がりをしていました(笑)

本日紹介します絵本「はしるチンチン」では、
3歳の「コウキくん」が、裸のまま、家の中から外へ駆け出し、
どこまでもどこまでも走っていきます。

そして、世界をまわり、お母さんの元に帰っていくというお話です。

「コウキくん」が、「チンチン!」と言いながら走る姿に、
私は、子どもの解放感と自己肯定感を感じています。

この絵本の表現は、今までの絵本の常識にとらわれていません。

常識を打ち破る物が登場した時の評価は、
真っ二つに分かれます。

だから、この絵本の評価も、分かれているようです。

作者は、2000年に第46回文藝春秋漫画賞、
2001年に第5回手塚治虫文化賞「マンガ優秀賞」を受賞した、
漫画家のしりあがり寿さんです。

一見雑に見える絵は、実は、とても考え抜かれた絵ですので、
読むたびに発見があります。

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

子どもとって、服を着るのは窮屈で、裸でいるのは、解放感があるのかもしれないですね!「はしるチンチン」では、3歳の「コウキくん」が、裸のまま、家の中から外へ駆け出し、どこまでもどこまでも走っていきます。そして、世界をまわり、お母さんの元に帰っていくというお話です。「コウキくん」が、「チンチン!」と言いながら走る姿に、私は、子どもの解放感と自己肯定感を感じています。この絵本の表現は、今までの絵本の常識にとらわれていません。常識を打ち破る物が登場した時の評価は、真っ二つに分かれます。だから、この絵本の評価も、分かれているようです。一見雑に見える絵は、実は、とても考え抜かれた絵ですので、読むた
びに発見があります。(絵本に慣れてきたお子様向き)