チェン ジャンホン (著), 平岡 敦 (翻訳)
【えっ!全力を尽くすとギフトがやってくる?】⇒『ロンと海からきた漁師』
『ウェン王子とトラ』
www.amazon.co.jp/o/ASIN/4198623538/ikuji04-22/
『この世で一いちばんすばらしい馬』
www.amazon.co.jp/o/ASIN/419862660X/ikuji04-22/
『ハスの花の精リアン』
www.amazon.co.jp/o/ASIN/4198631662/ikuji04-22/
と、迫力ある絵と心温まる話の絵本を描いている、
中国出身でフランスのパリ在住の
チェン・ジャンホンの最新作。
2015年の6月に出たばかりの絵本を紹介します。
私はこの本を読んで、
「恐れや恐怖があったとしても、
全力を尽くしきった時にギフトがやってくる」
と、強く実感しました!
あらすじ
ひとり、魚をとってくらす少年ロンは、
どうしても今日の獲物が必要だったので、死んだお父さんの言いつけをやぶり、
嵐の海に舟を出しました。
すぐに、
つり糸がぐいぐい引っぱられますが、
大きなうずに飲み込まれそうになった直後、
ロンがつり上げたのは、
ガイコツでした。
家にまでついてきたガイコツが、
食べ物をほしがるので、
ありったけの食料をやると…?
父をなくした少年と、
息子をなくした漁師の出会いを描く、
ドイツ児童図書賞作家の大型絵本。
<Amazon.co.jpより>
子育てワンポイントアドバイス
「親の言うことを聞かないのは、
本当にいけないことなのでしょうか?」
子どもが大人になる過程では、
子どもは目標に向かって進もうとし、
親の反対を押し切ることがあります。
そして、自分か決めたことをする時に、
恐れや恐怖を感じることもあります。
そんな時こそ、
全力を出し切ることが重要菜のではないでしょうか。
そして、
全力を出し切った時、
ギフトはやってくる。
今、届いたばかりのこの絵本を読んで、
こんなことを感じました。
この絵本を読んでもらった子は、
「恐れや恐怖を感じることがあっても、
全力を出し切る子に育つ!!!!」と確信しています。
娘たちが帰ってきたら、
何度も読んであげようと思っています。
「なぜ、チェン・ジャンホンの絵本は、
こんなにリアルで迫力があって、
温かい物語なのかしら?」
と、読むたびに心が温かくなります。