なかえよしを（作） 上野紀子（絵） ポプラ社
お母さんが編んでくれたかわいいチョッキ。
「ちょっと着せてよ」と動物の仲間たちに言われ貸してあげると・・・
あらあらチョッキがどんどん伸びていいってしまう〜という話です。
おすすめのポイント
ちいさな、ねずみくんのチョッキを、
大きな動物の仲間が着ていくうちに、
どんどん、どんどん大きくなって、
最後は、伸びてしまいます・・・。
しかし、裏表紙で、ゾウ君に、
伸びたチョッキをブランコにしてもらって、
楽しそうに遊んでいる、ねずみくんの姿に、
ホッといたします。
子どもは、繰り返しが大好きです。
その繰り返しの中で、言葉の楽しさや大小の概念などを、
自然に学ぶ事を実感しています。
お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など
最近、ほるぷ子ども図書館にて購入したもの。ねずみくんがお母さんに編んでもらったチョッキを、次々に大きくなる動物達に貸してあげ、最後は伸びてしまった・・・というお話。シンプルなストーリーですが、ねずみくんの小さなチョッキを引き伸ばしてでも着る動物達の姿の面白さ、伸び伸びになったチョッキを、最後はぶらんこにして遊んでしまうねずみくんがとてもかわいらしく、子ども達も楽しんでいるようです。
