とべ!ちいさいプロペラき

小風さち(作) 山本忠敬(絵) 福音館書店

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

主人公のプロペラ機に共感しているのがよく解ります。挑戦することの尊さを感じているようです。
(富山県在住、4歳0ヶ月男の子のパパ、日本語150冊・英語1冊)
我が家には、ほるぷのめだかコース、ひよこコース、こりすコースと童話館ぶっくくらぶの大きいいちごコース、小さいくるみコース、こどものともなど一般的に有名どころの本はほぼあります。どれもすばらしく子どももとても気に入っていますが、持っている方も多いと思われますので、
あえてこれらのコースにはない本を紹介させていただきました。息子が2歳半くらいに購入し3歳10ケ月現在もお気に入りです。息子は飛行機が大好きだったので飛行機の絵本を探しましたが、他の乗り物にくらべ数が少なくピッタリっとくるものがないのです。この本と出会えた時はとても嬉しかったですし、今のところこれの上を行く本はありません。山本忠敬さんのリアルな絵による空港の臨場感、そして小さなプロペラきが自分に自信を無くしおちこんでうまく飛べなくなってしまいますが、最後には勇気をだして大空へ飛び立っていくドラマはとても爽やかで気持ちのよい内容です。読んだあとは子どもの心も大空を駆け巡っていると思いますよ。