ねずみくんのクリスマス

なかえよしを(作) 上野紀子(絵) ポプラ社

ねずみ君は、お友達のねみちゃんのために、
自分の背丈の大きさのクリスマスツリーを作りました。

しかし、ねずみ君のクリスマスツリーは小さいと、
アヒル君に、笑われて、がっかりします。

アヒル君は、自分の背丈ほどのクリスマスツリーを作って、
ねずみ君に自慢します。

しかし、アヒル君のクリスマスツリーは小さいと、
うさぎ君に、笑われて、がっかりします。

うさぎ君は、自分の背丈ほどのクリスマスツリーを作って、
アヒル君に自慢します。

しかし・・・・
のように、どんどん大きな動物が出てきて、
自分より小さいクリスマスツリーを作った動物を笑い、
自分が作ったクリスマスツリーを自慢します。

最後は、ゾウ君のクリスマスツリーになりました。

そして、ねみちゃんが登場します。
温かくそしてみんなが反省できるような、言葉と行動を示したねみちゃんに、
みんなは・・・・・。

最後のページは、絵本の2倍の大きさになる仕掛けがあります。

おすすめのポイント

比べる事や自慢をすることは好ましくない事は、
分かっていると思います。

しかし、誰かと比べて、
自分を優秀に見せたい気持ちを持ったり、
その気持ちを実際に現した経験をしたことがある方は、
少なくないと思います。

人と比べて勝っている事を自慢するのではなく、
相手を受け入れて思いやりの気持ちを持つ大切さを
クリスマスツリーとクリスマスケーキを使って、
教えてくれる絵本です。

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

比べる事や自慢をすることは好ましくない事は、分かっていると思います。しかし、誰かと比べて、自分を優秀に見せたい気持ちを持ったり、その気持ちを実際に現した経験をしたことがある方は、少なくないと思います。人と比べて勝っている事を自慢するのではなく、相手を受け入れて思いやりの気持ちを持つ大切さをクリスマスツリーとクリスマスケーキを使って、教えてくれる絵本です。(生まれたばかりのお子様や絵本を読み始めたばかりのお子様向き)