あーんあん

せなけいこ(作)福音館書店

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

娘の生後一ヶ月ごろから読み聞かせはじめました。ちぎり絵の暖かい画風とリズム感の良い優しい文章に、まず私が虜になってしまいました。生後3ヶ月から託児所に預けている娘は今までぐずる事はほとんどなく、内容を理解できているのかも疑問ですが、気が乗らないと話の途中で目をそらしてしまうことが多いこの頃でも、この本は最後まで目をそらさずに読み通します。やはり”あーんあん”の繰り返しの文章のリズムが心地よいのでしょう。
(オランダ在住、1歳3ヶ月女の子、日本語60冊・オランダ語9冊)
現在2歳4ヶ月の男の子がいますが、簡単な本でしたら自分で開いて声に出して読んでいます。「あーんあん」は比較的文字も少ないので子どもも読みやすいようです。子どもが泣いて魚になったり、それをかあさんがばけつとあみもって助けに来たり・・・発想がとても豊かだと感じました。そしてせなさんの絵(と言うかちぎり絵)はとてもあたたかく感じます。