せな けいこ(作) 金の星社
お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など
娘が1歳半の頃に夢中になった本です。毎日、何回も読んでと持ってきていました。野菜の仲間達がじゃがいもさんを一生懸命、守ろうとしている姿がとてもほほえましく、たまねぎさんの勇敢さがとても印象的な本です。
(韓国在住、3歳7ヶ月女の子、日本語400冊・韓国語500冊・英語100冊)
(韓国在住、3歳7ヶ月女の子、日本語400冊・韓国語500冊・英語100冊)
せなけいこさんの絵本は、私や周囲の大人が読むとかわいそうという感想が多くて、最初は子どもがどんな反応をするか心配でした。しかし、何故か子どもはせなけいこさんの絵本が大好きです。この「ちいさなたまねぎさん」の絵本は表紙のじゃがいもさんが泣いている箇所を指差しながら、一緒に泣くようなしぐさをします。最近絵本への関心が薄れて一冊読む間集中できないことが多いのですが、この「ちいさなたまねぎさん」は別格の様子で、今はこの本だけ最後まで一緒に読めます。なので、この本を推薦します!「あーんあん」のシリーズも大好きで、自分から読んでくれと持ってきます。この「ちいさなたまねぎさん」を買うまでは、「あーんあん」のシリーズは本が小さいので、子どもが持ちやすい(本箱から取り出し易い)から読んでくれと手にとる頻度が高いのかなぁと思っていました。しかし、「ちいさなたまねぎさん」は横長の本。子どもは本の内容が気に入って、読んでと要求しているのだと確信しました。
有名な絵本作家であるせなけいこさんの作品です。あの暖かくて、かわいらしいイラストが特徴です・・・ねずみから かじられてしまった「じゃがいもさん」を、台所の野菜やキッチン用品達がみんなで協力しあい助けるというお話ですが、小さい子どもに協調性や弱者はみんなでかばって助けてあげるという事をストーリーで学ばせる事が出来る絵本だと思います。道徳心を養うのに適していると思います。