ぼくどこからきたの?

ピーター メイル (著), アーサー・ロビンス (イラスト), Peter Mayle (原著), たにかわ しゅんたろう (翻訳)

安心できる性教育を絵本で!

「赤ちゃんはどうやって生まれてくるの?」
とお子さんに聞かれた時、あなたはどのように答えますか?

子どもにわかるように説明するのはなかなか難しいですよね!

だから、それをわかりやすく教えてくれる絵本を家庭の本棚に置き、
折に触れて読んであげることで、
子どもは、すんなりと受け入れ理解することができるのです。

『ぼくどこからきたの?』あらすじ

『じぶんたちが、どこからどうして、どんなふうにきたのか、
きみはしりたいだろうとおもう。
そこでぼくらは、このほんをかいた。』

の文章で始まる絵本です。

男性と女性の体の違い。

どうやって男性の精子が女性の体に入るのか。

愛し合うこと。

お腹の中の赤ちゃんが9か月間をどのように過ごし、
どうやって生まれてくるのか。

大人が子どもに教えることが難しい内容を、
時にははっきりと、
時にはユーモアを交え、
絵と文章で伝えてくれる絵本です。

訳は、あの、谷川俊太郎さんです。

この絵本の良いところは、
「愛し合う」という項目だと私は思います。

子育てワンポイントアドバイス

男女の体の違いその機能。

体が成熟していく変化。

赤ちゃんはどこから来るか。

子どもの成長によって、
素朴な疑問のこともありますし、
自分に起きる深刻な悩みということもあります。
他にもあるかもしれません。

親の職業が教師であっても医師であってもそれ以外でも、
タイミングよく子どもに伝えることは難しいのかもしれません。

だから、性に関する絵本を他の絵本と一緒に本棚においておくことをお勧めします。

すると、子どもは、自分のタイミングの良いときに、
その絵本を、
「読んで!」と言って持って来たり、
自分で読んだりなど、
自分の方法で内容を知ることができます。

子どもは賢いので、
質の高い内容で本当のことを知ると、
ちゃんと受け取ることができます。

私は、娘たちが小さい時から、
性に関する絵本も数冊他の絵本と一緒に本棚においています。

今、中学2年生と小学3年生の娘たちは、
絵本から、男女の違いや体の変化や赤ちゃんが生まれることなどを学びました。

そのため、学校で性教育を受けても、
その内容をきちんと受け止めていると感じ、
私は安心しています。

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性教育に関する絵本は、種類が少ないうえに、
最近は多くの絵本が絶版や重版停止によって、手に入らなくなっています。

だから、
見つけた際にはすぐに購入なさることをお勧めいたします。