100万回生きたねこ

佐野洋子(作) 講談社

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

産まれる前なので、私の好きな絵本を挙げました。ずっと心に残る名作です。
(茨城県在住、妊娠中、日本語30冊)
誰かを愛する気持ち、好きな猫が死んでしまうという悲しい気持ち。1冊の絵本で色々な気持ちを教えてあげることのできる絵本ではないかと思います。
前半のねこのパワフルさと、後半のナイーブさと、そのギャップが面白い。大人が読んでも十分楽しめ、泣けてしまう。愛することのすばらしさを教えてくれる。
愛すること、生きる意味を考えさせられます。私が十数年前から何度も読んでいる絵本です。私の子どもは7ヶ月で、理解するのにもう少しかかるかもしれませんが、時々読み聞かせています。友人の子どもにこの本を読んであげたところ、伝わるものがあるようで、見たこともないような真剣な顔で聞いていました。