14 ひきのあさごはん【19位】

いわむらかずお(作) 童心社

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

マクロビアンの我が家では、「食」というものをとても大切にして育てております。
自然の風景がとても繊細で、温かい絵が印象的ないわむらかずお氏の作品は、どれも大好きな娘ですが、このねずみの家族は常に自給自足の生活食生活で、自分たちで育てたものや収穫したものを大切に、趣のある台所で家族みんなで丁寧に調理して、大きなテーブルを囲んでおじいさんおばあさん家族みんなでにぎやかに食卓を囲む風景は、どこか古き良き時代の日本を感じ、そんな生活に憧れを抱く私も大好きな作品ですが、娘も「14ひきのねずみ」さんごっこをするのが大好きで、大家族で食卓を囲むシーンが特にお気に入りで日によって自分が演じるキャラクターも違います(笑)とてもシンプルで優しいお話ですが温かい絵に託されたメッセージはとても強いものを感じます。
幼心にもその温かみが心地よいのだと思いますが、今となってはすっかり暗唱してしまい自分で本が読めるようになりました。
(東京都在住、3歳1ヶ月、日本語300冊・英語20冊)
絵がすごくきれいで息子だけではなく、私自身も気に入っています。
字数が少ないので、1歳頃から楽しめました。
ねずみの家族が協力しあい、自然に包まれた山の中で豊かに暮らしている姿が描かれています。
生活の原点を感じさせてもらえ、日常を楽しむ事を教えてくれている様です。
表紙に、それぞれ兄弟の名前と、数字が書かれていて(1いっくん。2にっくんなど)、最近、字や数字に興味を持ち始めた3歳5ヶ月の息子は、その数字を見て1だからいっくん、2だからにっくんなど楽しく数を学んでいます。
(北海道在住、3歳5ヶ月の男の子、日本語200冊)
言わずと知れた名作のシリーズですが、このシリーズは2歳の弟はすごく大好きです。
何回も読んでと持ってくるし、5歳の兄も一緒になって何度も見ています。
何歳でも楽しめる本で、その時その時の感じ方、見方ができる素晴らしい本です。
この本を挙げましたが、14匹シリーズはどれもお勧めです。
絵が瑞々しく、自然の空気を感じることができます。
14匹の大家族が睦まじく、日常生活や季節の出来事などを過ごす様は、核家族が当たり前の現代では、子どもにとっては新鮮で、そんな子ども時代をすごし
た大人には、ノスタルジックに映ります。文章は少なく、「~してるのだれ?」などの質問には、指差しで探したりして、広い年齢の子どもに楽しめると思います。
ねずみの大家族の物語で、自然の中で、家族仲良く生活する姿が、生き生きと描かれています。
息子は、このシリーズが大好きで、一匹一匹のいろんな動作を楽しそうに教えてくれます!お手伝いのシーンもあって 最近すすんでやってくれます。
文字は少ないのですが絵が大きくて細かくて、何度読んでも子どもとの話が尽きないところです。