ぎゅうって だいすき

きむら ゆういち (作) 偕成社

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

しかけ絵本でないものにしようと思っていたのですが、理加さんのスキンシップが何より大切というブログを読んで、この本に決めました。愛子様が読んでいた「いないいないばあ」というしかけ絵本も含まれているシリーズの最新作で、「こいぬのコロはことりのピイちゃんがだいすきだから…」と書かれていて、コロとピイちゃんが並んで立っていて、しかけの部分をめくると、コロがピイちゃんを抱きしめた形になり、ぎゅう~という文字が現れます。
読み終わった後、「大好きだから、ぎゅう~」と言って抱きしめたら、子どもがとても幸せそうに微笑み、二回目からは、嬉しそうに「ぎゅう~」と言いながら、しかけの部分をめくり、私にぴったり抱き着いて来るようになりました。
もちろん、抱き着いて来る度毎に、こちらからも ぎゅう~と言いながら抱きしめてあげ、最後に必ず「大好きだから、ぎゅう~」と言って抱きしめます。子どもがとても愛おしく感じられ、とても幸せな気持ちになります。子どもも幸せを感じているようで、親子でとても幸せで穏やかで平和で嬉しい一時を味わっています。
絵本を読み終えた後に、「ママは〇〇ちゃんが大好きだから、ぎゅう~」と言って抱きしめてあげれば、スキンシップの良いきっかけになると思い、この本を推薦することにしました。
絵本を読んでもらって、ママに抱きしめてもらえば、どの子もきっと嬉しくて、絵本を読んでもらうことが益々好きになるのではないでしょうか。また、しかけの部分を自分でめくった場合は、指先の発達を促したり、指先から脳に刺激を与え、脳の発達にも役立つのではないかとも思われます。
絵本の後半にゆうちゃんという女の子とママが登場し、「ママもみんながだいすきだけど…」の後、最後のページになり、「もちろん、ゆうちゃんはだいのだいのだ-いすき」で終わるので、「ママは何よりもあなたのことが大好きなのよ」というメッセージも伝わると思います。
(神奈川県在住、1 歳6ヶ月男の子、日本語203 冊・英語200 冊)