はなくそ

アラン・メッツ(作)、 伏見 操(訳) パロル舎

「【はなくそ】ってどんな味がする?」って聞かれると、
何となく答えられると思いませんか?

でも、物心が付いてから、【はなくそ】を食べた経験って、無いんですよね(笑)
不思議ですね♪

私が子どもの頃は、鼻水が垂れているお友達や
ひざをすりむいているお友達などが少なくありませんでした。

今の子どもは、とてもきれいで清潔だと思います。

この絵本の主人公のジュールはいつも汚れて、はえがぶんぶんしています。

ジュールは、お隣に住んでいるジュリーの事が大好きで、
彼女に好きだと告白しようと決心しますが、
ジュリーは、明日、引っ越すことになりました。

そこへ大きな恐ろしいオオカミがあらわれて、
二人をさらってしまいます。

ジュールはジュリーを助けるために、知恵を働かせて、
実行をします。

その方法とは・・・・。

タイトルや表紙の絵はふざけているように感じるかもしれませんが、
知恵と勇気と実行力も学べる絵本です。

とにかく面白いです。

お勧めの絵本の理由やお子さんの反応など

3歳の子どもが鼻をほじったりするときに、いつもこの物語の話をします.そうすると、その場だけでも笑いながら、鼻をほじるのをやめてくれます.内容も面白く、何度も子どもたちにリクエストされる一冊です.
(アメリカ在住、3歳10ヶ月男の子、2歳1ヶ月男の子、日本語300 冊・英語300 冊)